施工事例

桂垣

桂垣

桂垣

桂垣は、細い竹穂を芯材とし、その表面に少し太めの竹の枝を横方向に配し、さらに押縁に丸竹の二つ割りをかけて仕上げる、表裏のない竹垣です。構造の複雑さと手間のかかる細工から、高級感のある格式高い垣として知られています。

名前の由来は、京都の名勝「桂離宮」の正面左右に約100メートルにわたり築かれた壮大な垣根にあります。明治時代に桂離宮が離宮として整備された際、外囲いの垣根として施工されました。以来、その美しさと丁寧なつくりから日本庭園の格式を象徴する竹垣として尊ばれています。

天然竹垣の種類について

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