加工技術
防炎・難燃不燃処理加工

世界初、ヨコタケ防炎竹
現在、消防法の制限により、旅館や観光施設などで可燃性の竹材を全面的に使うことは難しく、多くのお客様が「本物の竹を使いたいのに使えない」という課題に直面しています。
そこで私たちは、日本文化の本質を守るべく、竹本来の美しさを保ったまま防炎化を実現する竹材の開発に取り組みました。 2009年に開発を開始し、試行錯誤を重ねた末、2014年に消防庁の防炎認定を取得。
京銘竹、竹本来の美しさを保ったまま、世界で初めて防炎化に成功しました。京都の長い歴史で培われた独自の加工技術と、最新テクノロジーの融合によって誕生した、世界で唯一の次世代建築材「ヨコタケ防炎竹」。私たちはこの素材を通じて、日本建築の価値を守り、世界に向けて本物の文化を発信していきます。
コーンカロリーメータⅢ試験結果
国土交通省が定める難燃指定は、5分間の燃焼試験で総発熱量が8MJ/m²以下ですが、弊社のヨコタケボード竹貼の試験結果は1.8MJ/m²との数値が出ております。

〈試験条件〉
サンプル方向:水平
サンプル面積:0.008840m²
サンプル厚さ:17.00mm
サンプル質量:106.05g(サンプルホルダー質量:880.91g)
輻射量:50.0kW/m²(ヒーター温度:659.7℃)
排気流量:0.024m³/sec(排気温度:27.3℃/排気圧力:143.613Pa)
オリフィスタイプ:ラージ
サンプル距離:25mm
試験時間:300.00sec(サンプリング間隔:2sec)
〈換算パラメータ〉
キャリブレーションファクタ:0.04064881
コンバージョンファクタ:13.100MJ/kg
O₂ベースライン:20.9542%