加工技術
銘竹加工

伝統と技が織りなす
多彩な銘竹加工
銘竹加工は、竹が本来持つしなやかさや独自の表情を最大限に活かしながら、用途や場にふさわしい確かな仕上がりを実現する技です。建築や茶室、庭園、室内意匠など、求められる役割は多岐にわたりますが、その一つひとつに応じて職人が丁寧に手を加えることで、素材としての可能性が広がっていきます。受け継がれてきた技法と現代の感性を融合させることで、銘竹は空間に深みと品格を与え、唯一無二の存在感を放ちます。
面皮加工


平割加工を施した竹の表皮を、一定の間隔で削り落とす加工です。竹の皮と身が交互に現れ、自然なコントラストが生まれることで、ひと味違った竹の魅力を楽しむことができます。
丸削り加工


平割加工した竹の表皮をすべて削り落とした加工です。(竹のアールは残ります。)竹の繊維が全体的に表われています。また竹の表皮を削り落とす事により現場での塗装が可能になり用途が広がります。
背割加工


丸竹の裏面に鋸で背割を施す加工です。竹材は現場施工後に割れが生じる事があります。その為、施工前に背割加工を施す事で割れを最小限に防ぎます。
裏削り加工


平割加工した竹の表皮をすべて削り落とした加工です。(竹のアールは残ります。)竹の繊維が全体的に表われています。また竹の表皮を削り落とす事により現場での塗装が可能になり用途が広がります。
ウレタン樹脂充填加工


節をすべて取り除いた丸竹に発泡ウレタン樹脂を充填させる加工です。この加工により竹本体の強度が増し、釘やビスが効果的に使用できるようになり、竹の使用可能範囲が増えます。
半割加工


丸竹を錐で半分に割った加工です。平面貼りなど様々な用途での施工性を良くしています。
1/4カット割加工


丸竹を錐で約90度に製材する加工です。出隅や壁止メなどのコーナーでの施工性を良くしています。
加工技術を使った
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