伊助のよもやま話


会長

竹の展示会

京都の竹の展示会が、毎年一年に一回行われる。紆余曲折色々な事があったが、この展示会を催すことで「京銘竹」が全国に普及することとなった。
展示会の規模は少し細くなった今も、京都竹材商業協同組合の組合員が伝統の灯を消すまいと頑張っている。
昔と違って和室が少なくなり竹の使い道も少なくなっていく事は、全く淋しい限りである。なんの商売も浮き沈みがあり良い時ばかりではないとの教訓は、今更ながらに身にしみる。
こういった時期をなんとか努力して通り抜けるには、先ず体を大事にして、仕入先を大事にして、販売に力を入れる事と考えるが、兎に角実行することである。
組合員一同が、毎年の展示会の実行を大切に守り続けていくことを信じている。

明日は滋賀県の竹組合の展示会がある。私も老骨に鞭を打って出席するつもりです。
この滋賀県の竹の展示会が、今年で最後になるかもしれないと聞いた。詳しい理由は分からないが、是非続けてくれることを祈る。京都の組合員さんにとっては、勉強になり、また仕入先にもなり、私たちの参考になることが多いのです。京都に負けないように頑張ってほしい。何十年来の良き競争相手ですよ。
近江商人の根性に期待しているのは、日本中で京都だけではないはずだから。


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