伊助のよもやま話


会長

おめでたい話シリーズ

おめでとう。お正月が来た。
元気な皆と新年を迎えたことは何よりの喜びです。今年も元気で皆揃って前進しましょう。頑張っていれば何とかなると信じよう。今年はとくに何よりも健康につとめよう。
昨年の出来事を皆に報告したくなった。それはそれはおめでたい話です。
「元首相が竹屋に来る」。私は聞いたことがない話です。昨年11月中頃に、ある茶道具屋さんの御主人と細川護熙元首相が来店された。茶杓を作るから竹を見せてくださいと道具屋さんが話をされた。この方は細川元首相です、と聞いて私のほうが固くなって何を話せばとの話でわたしが薦めた太竹と樋竹をお買い上げ願った。私のいろいろな説明を聞かれていたが「ふん」「そう」と繰り返しで一方通行みたいな会話でした。どのような茶杓が出来るか、想像しても楽しいなと思っている。今、お茶人さんになって趣味を楽しんでおられるらしいです。
私の店に自筆の色紙を戴いた。大事にしています。また皆さんにお見せする機会もあると思います。 もうひとつのよい話をします。
11月15日に私たち親子孫が現役三代で表彰されました。その後の座談会で京都府知事さんが竹の籠(かご)を編まれました。前もって打ち合わせができていたのでしょう。一枚の割竹を適当にはめれば目が出来るように立派な竹籠が出来た。あの籠は永久に伝統工芸の学校に飾られるでしょう。「知事、籠を編む」と表現されるでしょう。わずかなことですが、私たちがそれを聞いたら、知事さん、伝統工芸、頼みまっせ、言いたくなりますね。
「ふんふん、そうそう」の首相、「うんうん、はははは」の知事、着物姿がよく似合う。竹屋にしたら誇りにも思う話でした。
京都は伝統工芸でもっている。竹屋も一役も二役も役に立つようにしよう。 本年も皆元気で行こう。


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