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下地窓

下地窓(したじまど)とは、もともと薄暗い茶室に光を取り入れるため、土壁の一部を塗り残し、壁の下地である竹や葦などをあえて見せた窓のことをいいます。

本来であれば壁の中に隠れてしまう下地をそのまま意匠として見せる。

そこには、素材そのものの美しさを活かす日本建築ならではの美意識があります。

弊社では、昔ながらの土壁に塗り込んで仕上げる伝統的な下地窓から、現代建築にも取り入れやすい化粧枠を設けたものまで、さまざまな種類の下地窓を製作しています。

本日は、「スプルス枠 女竹煤矢竹入下地欄間」を製作しました。

https://yokotake.co.jp/product/category/1-12/

今回は、天然の女竹(篠竹)と、煤色に染め上げた煤矢竹を組み合わせています。

天然竹の素朴な表情の中に煤色の竹を取り入れることで、伝統的な下地窓の趣を残しながらも、少しモダンで引き締まった印象に仕上げました。

茶室から生まれ、長く現代まで受け継がれてきた下地窓。

昔ながらの形をそのまま守るだけでなく、素材や組み方、枠の仕上げ方を工夫することで、現代の住宅や店舗、ホテルなどの空間にも取り入れることができます。

伝統を受け継ぎながら、今の建築に合う新しい表情をつくる。

これもまた、竹という素材の面白さのひとつだと考えています。

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