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錆竹建仁寺垣

 京都市内にて「錆竹建仁寺垣」を施工させていただきました。

錆竹(さびたけ)は、別名「胡麻竹(ごまたけ)」とも呼ばれる京銘竹の一種です。
竹林で生育した竹の上部と枝を落とし、そのまま数年をかけて半枯れの状態へと移行させることで、表皮に自然な胡麻状の斑点が現れます。光合成が抑制されることにより生まれるこの独特の風合いは、人工では再現できない自然の表情です。

https://yokotake.co.jp/kyomeichiku/sabidake/

建仁寺垣は、一般的には青竹や白竹で施工されることが多い形式ですが、今回はお客様のご要望はもちろん、周囲の庭や建物との調和を考慮し、錆竹をご提案いたしました。

錆竹は、その落ち着いた色味と経年を感じさせる質感から、「侘び寂び」を体現する素材とも言えます。
古びたものや不完全さの中に静かな美しさを見出す、日本独自の美意識を感じさせる存在です。そのため、外構だけでなく和風建築の内装材としても広く用いられています。

また、今回の竹垣には、当社が得意とする防腐・防カビ加工を施しております。https://yokotake.co.jp/processing/preservative-and-fungicide/

意匠性と耐久性の両立を図り、長く安心してご使用いただける仕様としています。

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