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竹の伐採時期
9月に入り少し過ごしやすくなってきました。
そして私たち竹を扱う仕事にとって、9月は「竹の伐採時期」の始まりでもあります。
今日は早速、四方竹の伐採に行ってきました。


四方竹とは、秋にタケノコが出る珍しい竹で、稈(かん)が丸みを帯びた四角形をしていることから、この名前が付けられています。
一般的な真竹や孟宗竹は、春にタケノコを出し、春から夏にかけて新しい竹を成長させます。
この時期の親竹は、新しいタケノコを育てるために養分の動きが活発で、竹材として使用すると虫害を受けやすくなるため、伐採にはあまり適していません。
秋になり竹の生育を終えると、竹材として伐採するのに適した時期を迎えます。
木材に「旬」があるように、竹にも伐採に適した「旬」があります。
良い竹製品をつくるためには、加工の技術だけではなく、竹林でどの竹を選び、いつ伐採するのかというところから、すでに仕事は始まっています。
山で竹を伐る人、竹を加工する人、そして製品へと仕上げる職人。
一本の竹が建築材や竹製品になるまでには、さまざまな人の知識と技術が必要です。
今年も竹の伐採季節が始まりました。
良質な竹を良質な京銘竹へと繋げられるよう、一本一本を見極めながら伐採していきます。