伊助のよもやま話


会長

茶室

茶室建築と聞くと、我々の業界では最高級の材料を用意し、最高級の仕事として扱う。

ところが、茶室の原形は民家である。山里の暮らしの中で周りから得られる枝の付いた竹や曲がりくねった木が材料となり建てられた民家である。
それは簡素でつつましやかな生活を表している。その民家の中の枯れた美しさを高めたのが、今の茶室建築となった。

茶室の小さな空間の中には本当に最高のものばかりが使われているが、それがそのように見えないように敢えて工夫して建てられている。

是非、茶事でなくても何かの機会に茶室に座ってみることをお勧めします。
静かに心を落ち着かせ、自分の生活が引き締まるように感じられるでしょう。


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