伊助のよもやま話


会長

竹も捨てたものではない

竹を扱い商売を始めて95年、現在は三代目が営んでいる。
四代目も含めた数名の従業員が毎日毎日なんとか仕事に精を出しているのを見て、ホットしている。 正直な気持ち、よくここまで竹材商が続けてこられたものだと、あらためて竹屋の仕事を思い返している。

建築材、造園材、装飾材、食器類、茶道具、繊維関係類など、竹を必要とし竹が材料でなければならないものは色々あり、そこに仕事が生まれ、私たちの生活を守ってきてくれた。
しかし、これらの仕事には、ひとつひとつ細かい技術が必要であって、経験と共に技術も磨かなければいけない。

これまで竹を扱う者として、多種多様に何百年も使われる竹材が文化財として評されることが少なく淋しい、と思っていたが、先日、竹の名宝がテレビで紹介されていた。
それは、近衛家に伝えられている古美術品の紹介で、数多く映っている中に竹の茶杓があり、立派に映っていた。
国宝や重要文化財の指定ではないが、竹も捨てたものではない。名宝の仲間に入れると思い、心が湧いてきた。

世の中に必要とされる竹はまだまだある。
それを四代目、五代目が考え、竹屋を続けてくれることを期待している。


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